くらすちば

僕がこのお店を訪れたきっかけは、Facebookと「Song Bird」というビールでした。
このビールは千葉の木更津で作られている個性的でとても美味しいビールです。都内の友達のお店で飲んだことはありましたが、千葉で飲んだことはありませんでした。その「Song Bird」を地元千葉で、参加者の割り勘で飲み比べるというイベントがFacebookのタイムラインに流れて来ました。
「千葉の日本酒の秘密基地」という名前の怪しげなお店のFacebookページでしたが、日本酒も好きな自分にはもう魅力しかありませんでした笑。

SONG BIRDたち

千葉の今はもうないパルコの裏手、斜め向かいのビルの4階。入り口は素っ気ない雑居ビルのエレベーター。もう、不安すぎます笑。
エレベーターの扉が開くと、目の前にこれまた素っ気ないガラスドア。ここが飲み屋さんかなと迷いましたが、昼間のイベントなので明るい店内がそう見せているのかもしれません。
お店に入ると、メガネをかけた優しそうな青年が席を教えてくれました。この青年が、このお店の店主でした。
店主は昼間、お酒の問屋で働いているそうです。それもあってか、お酒の事は非常に詳しいです。単にお酒が好きなようにも見えます笑。
楽しくソングバードの話をしながら、瓶が空いていきます。

10種類あったソングバードのラインナップを飲み干し、日本酒も頂きました。
僕の高校の友人である藤平くんが久留里で作っている日本酒「福祝」もあります。「福祝」、千葉市では千葉駅のエキナカにある「いまでや」で購入出来ますが、よつめやさんの方がラインナップが常時豊富なようです。
このお店と「福祝」はご縁があるようで、久留里にある酒蔵を訪れるイベントを開催したりもしているそうです。
日本酒をちびりちびりやりながらそんな話をしたり、気がつくと辺りは暗くなって22時になっていました。
帰りには、しっかりと「福祝」の古酒を握りしめて帰宅したのでした。

福祝

よつめや福祝

日本酒バーなので、普通の居酒屋と違って料理はありませんが、飲み放題(料金はお店のFacebookページを参照)の時は持ち込み可能です。
美味しいお酒を飲みたい、お酒を探してみたいという方は、ゆっくりとお酒の話でもしながら、店主がセレクトするお酒の味を堪能し、お家に買って帰ってまたゆっくり家族とお酒を楽しむなんてことが出来ます。

日本酒は、地域色豊かで作り手の個性も表れるひとつの文化です。
そんな日本酒の様々を堪能出来るお店。
僕にとってなくてはならないお店となりました。